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1933年(昭和8年) ★本祭恒例「神輿渡御」★
この頃は、ほぼ2年に1度、本祭のたびごとに神輿渡御が行われていました。戦災で焼失したため、今では写真でしか見ることのできなくなった築土神社の本社神輿(神社奉納神輿)を、氏子の皆さんが威勢よく担ぎました。
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築土神社旧社殿前に並べられた神輿渡御用の神具一式(昭和9年9月)。これらの神具も、社殿とともに全て焼失してしまいました。 |
神輿渡御の途中、東京市麹町区富士見尋常小学校(現 ・千代田区立富士見小学校)の校庭で、生徒たちに築土神社の本社神輿が披露されました(昭和8年9月14日)。これから12年後の昭和20年戦災で、本社神輿も富士見小学校の校舎も全焼しています。 |
神輿渡御の行列のようすです。手前に一騎、奥の傘持ちの脇にもう一騎の馬が見えます。奥の馬にまたがっているのは、築土神社の当時の宮司です(昭和8年9月14日)。 |
本社神輿を囲む神職 ・氏子崇敬者たち。この場所はちょうど、現在の飯田橋駅西口付近ではないかと思われます(昭和8年9月14日)。 |
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