【表】のし袋は、初宮(出産祝)など何度繰り返してもよい慶事には、「蝶々結び」の袋(図1)、葬式など何度も繰り返すのが好ましくない場合には「結び切り」の袋(図2)を用います。中央に「初穂料」又は「御礼」などと書き、その下に「氏名」を書きます。尚、葬式の時は薄墨で書く習慣もかつてはありましたが、最近は必ずしも薄墨を用いる必要はないようです。 |
【裏】結婚式など慶事に用いる場合は、気運向上のため、下側の折り返しを上にします(図3)。他方、葬式の時は、悲しい気持ちでいること・気分が落ち込んでいること(下がっていること)を伝えるため、目を伏せた状態を表すように、上側の折り返しが上になるようにします(図4)。 |